研究課題
基盤研究(C)
本研究では、共感性の認知的側面に加えポジティブ及びネガティブ感情を包括した共感性に関する基礎的知見を積み上げ、共感性の向上を目的とする介入プログラムの開発を試みた。理論構築ステップでは、共感性を測定する尺度が開発され、他者のポジティブな感情に対する共感性が攻撃行動を抑制し、向社会的行動や学校生活満足度を促進する可能性が示唆された。介入実践ステップでは、共感性の認知面と感情面の両側面を高めることに成功し、他者のポジティブな感情に対する共感性が攻撃行動を低減させる可能性が示唆された。
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筑波大学心理学研究
巻: 42 ページ: 59-68
巻: 41 ページ: 51-59