愛知県教育委員会の協力を得て、毎月会合を重ねながら、教育関係者にヒアリング、調査などを実施して、以下のような研究を果たした。 1) 20代から50代までの教員の生涯を見わたした教職の「キャリア形成モデル」を策定した。このモデルについて、その社会的妥当性、実現可能性について検討するために、退職した校長経験者を対象にして、モデルについて意見を聴取し、そこで得られた種々の意見、知見を参考にして、さらにキャリア形成モデルを発展させた。二段階モデルになった。 次年度は、このモデルに基づいて、基礎研修プログラム、課題研修プログラム、専門職・管理職研修プログラムなどを対応させながら、キャリア形成の実際の過程をシミュレーションする。 2) 愛知県教育委員会が所管する教職のキャリア形成やその研修プログラムの実態を調査し、椙山女学園大学・教育学部・紀要に関係者と連名で論文発表した。その題名は以下の通り。 題名「愛知県教育委員会における教職員の指導力向上の取組」
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