研究課題
基盤研究(C)
乳幼児が養育者とのコミュニケーションを通して、どのように心の理論を獲得していくのかについて2歳から5歳齢の幼児とその親を対象に縦断的研究を行った。初期の子とも会話における養育者の心的状態語の使用および、子の心的状態語の獲得は、後の子の心の理論の発達を有意に予測することが示唆された。養育者の日常の養育スタイルでも、自他の心的状態に言及せずしつけする親ほど、子どもの心的状態語の獲得は遅いことが示され、親子コミュニケーションにおける心的状態語の重要性が明らかになった。
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