研究課題
基盤研究(C)
視覚刺激の位置や状態の変化の知覚に観察者の能動的操作が及ぼす影響を心理物理実験により検討した.運動する刺激の時間的特性に関わる錯視は,観察者がコンピュータマウスを使って刺激の位置を操作した場合に減少した.ただし,錯視の減少は,特定の手の動きと刺激変化との対応関係についての学習か,手の動きと刺激変化との間の方向的一貫性を必要とした.能動的な手の動きについての体性感覚情報が視覚情報処理を促進するものと考えられる.
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International Journal of Circuits, Systems, and Signal Processing
巻: 5 ページ: 105-115
Perception & Psychophysics
巻: 72(4) ページ: 1032-1044
心理学評論
http://www.psy.L.chiba-u.ac.jp/labo/vision2/kactiveperception_j.html