研究課題/領域番号 |
21530784
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研究機関 | 北海道教育大学 |
研究代表者 |
小林 宏明 北海道教育大学, 教育学研究科(研究院), 教授 (00455700)
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研究分担者 |
栢野 彰秀 北海道教育大学, 教育学研究科(研究院), 准教授 (50466471)
倉賀野 志郎 北海道教育大学, 教育学研究科(研究院), 教授 (40113667)
玉井 康之 北海道教育大学, 教育学研究科(研究院), 教授 (60227262)
赤田 裕喜彦 北海道教育大学, 教育学研究科(研究院), 准教授 (80524074)
近江 道郎 北海道教育大学, 教育学研究科(研究院), 教授 (10524100)
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キーワード | 教育改善チエックリスト / 7つの能力 / 理論と実践の往還 |
研究概要 |
今年度の本研究は、教職大学院の「学校実習」において用いる「教育改善チェックリスト(発展版素案)」の作成に向け、従来の「教育改善チェックリスト」の実施を通して、その分析・検討・改善を行ってきた。具体的には、次のように研究を推進してきた。 1従来の「教育改善チェックリスト」を用いた「学校実習」の実施 教職大学院2年次院生を対象として、従来のチェックリストを用いて「学校実習」を行った(指導体制は研究組織に挙げた役割分担に基づくものではなく、研究者自らが指導する院生を対象とする)。 2従来の「教育改善チェックリスト」のリスト項目の検討・改善 チェックするリスト項目は、7つの能力の観点から分類されている。6人の研究者それぞれが研究協力者(院生)の協力をもとに自らの分担する2または3の能力のリスト項目について、教職大学院における実習のあるべき姿に照らし検討・改善を図った (作成するチェックリストは、主に現職教員を対象としたものであり、学校経営や教師のリーダーシップ、学校経営と生徒指導の計画及び組織運営、同僚教師の教科教育実践力など、学校における ミドルリーダーとしての視点が新たに付け加えた。) 3従来の「教育改善チェックリスト」を用いた「学校実習」の分析検討と発展版チェックリスト項目の洗い出し 先に検討・改善した従来の「教育改善チェックリスト」及び教職大学院2年次院生が自らの実習をチェックしたリスト項目を用いて、6人の研究者が研究協力者の協力をもとに自らの分担する2または3の能力のリストを検討し、教職大学院における実習の実態に合致するよう項目を洗い出し、改善を図った。
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