研究課題
基盤研究(C)
本研究は、冷戦後のヨーロッパにおけるコメニウス研究の動向、および青年期の宗教的テクストや彼の地理的関心といった彼の教育思想のうちこれまで十分にとりあげられてこなかった側面を扱った。青年期の宗教的省察を考慮するとき、コメニウスの教育理念は、自己中心性の外化をとおした開けた魂の実現にあると見なされる。彼は、一般的に学校教育学の先駆者と見なされてきた。しかし、彼のさまざまなテクストには学校外の社会体験を重視する多くの言及がある。ゆえに、彼の学校概念の再検討が必要である。
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近代教育フォーラム
巻: 第20号 ページ: 97-111
日本のコメニウス
巻: 第20号 ページ: 64-69
広島修大論集
巻: 第50巻2号 ページ: 23-40
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