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2009 年度 実績報告書

大学組織の意思決定・行動における横並び・相互参照・模倣行動に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 21530883
研究機関広島大学

研究代表者

村澤 昌崇  広島大学, 高等教育研究開発センター, 准教授 (00284224)

キーワード教育学 / 社会学 / 経営学 / 組織論 / 大学経営 / 統計学 / 生存分析 / イベント・ヒストリー
研究概要

本研究は、大学組織の複雑性と意思決定プロセスを解明することを目的としている。研究計画は大きく(A)基礎的作業フェーズ、(B)実査フェーズ、(C)分析・成果報告フェーズに別れており、21年度は(A)基礎的作業フェーズを進めた。基礎的作業フェーズは文献調査、定量的分析、定性的分析の基礎作業を進めた。文献調査は、組織論や政治学を中心に収集を進め、定量的分析を勧める上でのモデル構築の参考にすることができた。定量的分析では、大学・学部・学科レベルのプロフィール(設置改廃年、定員、実員など)に関する既存のデータベースを統計分析可能な形で整備し、大学組織の存続に関する分析を可能にした。実際にそのデータを活用し、その成果は『大学論集』の第41集に掲載された。さらに、大学院について研究科レベルでのデータを整備し、大学の学部レベルと同様に、来年度以降大学院の存続に関する分析を行うための整備を進めた。
定性的分析については、来年度以降の本格的調査の基礎固めをするべく、大学関係者を招いての小規模ワークショップを開催し、研究フレームワークの検討や個別大学の組織特性に関する情報収集を行った。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2010

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件)

  • [雑誌論文] 高等教育機関の変遷と存続に関する探索的研究-高等教育研究への計量分析の応用(4):Survival Analysis を用いて-2010

    • 著者名/発表者名
      村澤昌崇
    • 雑誌名

      大学論集 41

      ページ: 79-95

    • 査読あり

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公開日: 2011-06-16   更新日: 2016-04-21  

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