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2009 年度 実績報告書

ドイツのシュタイナー学校教員養成に関する調査研究

研究課題

研究課題/領域番号 21530889
研究機関青山学院大学

研究代表者

今井 重孝  青山学院大学, 教育人間科学部, 教授 (80160026)

キーワードシュタイナー学校 / 教員養成 / 教育学
研究概要

5月14日の第1回研究会において、連携研究者の吉田武男のニュルンベルク教員養成ゼミナール体験報告に基づき、シュタイナー教員養成の特長について意見交換するとともに、アンケート調査内容について意見交換した。6月30日の第二回研究会において、ドイツの教員養成とシュタイナー教員養成について連携研究者の坂野慎二より詳細な報告を受け意見交換するとともに、今井の作成したアンケート原案(学生向け、教員向け、卒業生向け)を検討した。その後、アンケートの最終案及びドイツ語バージョンを作成した。
9月の5日から21日まで、今井が、ベルリンのシュタイナー教員養成施設とシュタイナー学校、シュトゥットガルトの教員養成大学とシュタイナー学校、ヴィッテンの教員養成施設とシュタイナー学校、マンハイムの教員養成施設とボッフムのシュタイナー学校を訪問し、教員養成施設の講師、学生、卒業生でシュタイナー学校の教師に対して、インタビュー調査を行った。その結果、シュタイナー教員養成の中核が、一般人間学と芸術教育、教育実習にあることが確認できた。また、シュタイナー教員施設ごとに、それぞれ個性があることも確認できた。現在、ヨーロッパ全体でいわゆる高等教育改革のボローニャ・プロセスが進行中であるが、その影響がシュタイナー教員養成にどのように出ているかについても、いくつか重要なポイントを理解することができた。また、2月下旬から3月上旬にかけて吉田が、ニュルンベルク、ベルリン、シュトッゥトガルトのシュタイナー教員養成施設を訪問調査した。その結果、ニュルンベルク、ベルリン、シュトゥットガルトの3月段階の状況ついてもフォローができた。なお、アンケート項目については、ドイツのシュタイナー教育の中心的人物からも非常に優れた項目であると高い評価を得た。

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2010 2009

すべて 雑誌論文 (1件) 学会発表 (1件)

  • [雑誌論文] 三つのシュタイナー学校卒業生調査の主要結果について2010

    • 著者名/発表者名
      今井重孝
    • 雑誌名

      青山学院大学 教育人間科学部紀要 1

      ページ: 53-68

  • [学会発表] 21世紀における教員養成の向かうべき方向性--ワルドルフ学校教員養成を手がかりとして--2009

    • 著者名/発表者名
      今井重孝
    • 学会等名
      早稲田大学国際教師教育フォーラム
    • 発表場所
      早稲田大学国際会議場
    • 年月日
      2009-11-21

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公開日: 2011-06-16   更新日: 2016-04-21  

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