研究課題/領域番号 |
21530966
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研究機関 | 川口短期大学 |
研究代表者 |
押元 信幸 川口短期大学, こども学科, 講師 (40521505)
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研究分担者 |
三澤 一実 武蔵野美術大学, 造形学部, 教授 (10348196)
大成 哲雄 聖徳大学, 児童学部, 講師 (80406743)
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キーワード | 造形ワークショップ / 美術教育 / アープロジェクト / まちづくり / 国際情報交換 / コミュニケーション / ものづくり / 創造 |
研究概要 |
本研究の目的は、芸術的意味を創出する造形ワークショップの教育・指導プログラムを考察することであり、造形ワークショップの「アウトリーチ活動」(学校における文化・芸術の普及活動)により、将来の美術教師養成のシステムを構想することである。 平成21年度は、研究実施計画に基づいて、四つの項目について代表者と分担者がそれぞれに研究活動を進めた。 1.日本とアメリカの造形ワークショップの文化比較 21年12月に、協力者である小野寺を招き、米国の美術教育プログラムの情報収集の方法について検討した。また22年3月に、ボーリンググリーン州立大学美術教育専攻の教授から、今後の研究の進め方についてのアドバイスを頂いた。 2.日本の造形ワークショッププログラムの検証 ワークショップ研究会を21年12月22日に行い、実践者や教科調査官との議論を深めた。また、分担者である三澤がコメンテーターのシンポジウム「ワークショップとは?ファシリテーションとは?」22年2月11日に参加し、永年にわたり日本のワークショップを先導してこられた4名のパネリストの報告を収集した。 3.造形ワークショップのアウトリーチ活動 分担者である大成がアーティストとして参加した「大地の芸術祭越後妻有アートトリエンナーレ2009」の『上鰕池名画館』が、21年7月~9月に行われ、芸術的意味を創出するアートプロジェクト活動を実施した。また、押元、三澤は、大学美術教育学会(21年9月27日)での研究発表などで実践を報告し、造形ワークショップのアウトリーチ活動を行った。 4.ワークショップ型の美術教師養成のシステムの構想 押元は、川口短期大学の総合演習の中で、造形ワークショップの体験などを行った。「森林公園アートフェスタ2009」(21年11月30日)また、大成は、公開講座で学生と協力して造形ワークショップのアウトリーチ活動を行った。「あそびの天才」(図工のお家をつくろう!)松戸中央公園(21年7月5日)
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