研究課題
基盤研究(C)
箏曲実演家に対するアンケート及び聞き取り調査により、伝統的な学習では<さくらさくら>は重要な位置づけではないことが判明した。伝統的に用いられてきた初歩の楽曲では、中間部の弦の順次進行、撥弦の方法の理解、同旋律の弾き歌いを伴うものなどが多くあった。また学校音楽の関係者を対象にアンケート及び聞き取り調査を実施した結果、箏をはじめとする和楽器の指導について困難や問題点を感じていることが明らかになった。