研究課題
基盤研究(C)
本研究の目的は、広島とパール・ハーバーにおいて戦争被害を受けた日米51名の高齢者へのインタビューデータ分析を通じて、彼らの人生における健康の転換点を見出すことである。広島被爆者からは「被爆者になること」というテーマが、パール・ハーバー生存者からは「時に現れる誇りに思う記憶」というテーマが浮かび上がった。広島被爆者においては生涯持続し更新される健康体験の核を形成し、パール・ハーバー生存者においては折に触れて現れる体験であった。体験や国を超えて、他者とのつながり、平和の希求が一貫して表出された。
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Advances in Nursing Science
巻: 34 ページ: 215-228
DOI:10.1097/ANS.0b013e3182272370
Journal of Aging, Humanities and the Arts
巻: 3 ページ: 160-174
DOI:10.1080/19325610903089872