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2010 年度 実績報告書

医療保育における保育支援過程のモデル構築

研究課題

研究課題/領域番号 21531039
研究機関聖徳大学

研究代表者

高橋 みゆき  聖徳大学, 短期大学部・保育科, 講師 (90528291)

キーワード医療保育 / 保育業務 / 判断過程 / 専門性
研究概要

保育士の専門性が問われている今、医療保育においても業務内容の実態を的確に把握し、基礎的かつ現実の問題に対応した医療保育のあり方の検討が必要であると考えた。そこで、本研究では、子どものニーズを具体化し、それを満たす臨床判断の過程をあきらかにし、各領域における保育支援プログラム(実践的手順および臨床的援助技術)を作成する。それをもとに、判断や保育、関わりを「どのように」行うかを、保育士が見極めながら実践を進めていくことができる医療保育のモデルの構築を試みる。
平成21年度の各領域(病棟・病児・療育)の保育実践や専門性の違いをもとに、平成22年度は、各領域の実態調査を計画していた。各領域での保育形態や保育内容、また、医療チームの一員としての保育業務の範囲や連携を調査していく中で、保育業務の実態の把握と、保育の介入方法および判断過程について明らかにし、さらに、医師および看護師へのアンケートも同時に行っていく中で、医療現場における保育士のあり方について考察していく予定であった。しかし、アンケートの発送準備まで整った3月に、東日本大震災が発生し、医療機関へのアンケート発送を現在、控えている状態である。
本来であれば、アンケート結果をもとに領域別の専門性をあきらかにした上で、それぞれの保育実践の判断過程を分析し、保育士の介入方法の内容についてあきらかにしていく計画であったが、平成22年度は調査を実施できていない。今年度予定していたアンケート調査については、地震の状況をみながら平成23年度に実施していく予定である。

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公開日: 2012-07-19  

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