2009年6月には、インディアナ大学のMihai Ciucu氏に『Dimer packings with gaps and electros tatics』という題目で、鳥取大学で談話会をしてもらった。7月20-24日にオーストリア国リンツで開催された第21回形式的べき級数と代数的組合せ論の国際研究集会(FPSAC)に参加して、各国の研究者と交流した。また、その後、8月初めに北海道大学で開催された第2回MSJ-SI集会「Arrangements of Hyperplanes』に参加した。特に韓国からの参加者は、FPSACに参加した人も多く、代数的組合せ論の分野で多くめ交流ができた。8月後半は、北海道大学で室蘭工業大学の森田英章氏が主催する『表現論と組合せ論』と稚内北星学園大学で開催された『組合せ論サマースクール2009(COS2009)に参加した。9月にはオーストリア国ウィーン大学のSchlosser氏とhyperpfaffianについての共同研究を行った。ウィーンの後は、イタリアのベルティノーロ大学で開催されたSeminaire Lotharingien de Combinatoireに出席した後にLyon大学のJiang Zeng氏と共同研究を行った。その後、パリのHenri Poincare研究所で開催された「Dimer models and random tilings Two-dimensional lattice models』という研究集会に参加し、Alan LascouxやVincent Pasquier等と研究交流を行った。その後10月にはLyon大学のJiang Zeng氏を招き、九州大学で開催された『Math for Industry』や沖縄での表現論シンポジムに参加した。11月6日にはJiang Zeng氏に鳥取大学で「Some computational and combinatorial aspects of q-Hermite polynomials」というタイトルで談話会をしてもらった。12月には韓国のKAISTで開かれたワークショップとソウルでのAMS&KMS共同シンポジウムに出席し、大変有意義だった。
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