研究課題に対して、当初描いていた、方向性とは、異なるが、課題が明確になるとともに、その解決に至る道筋もある程度見えるようになった。さらに、以下の成果を得た。 1. Completely Regular Clique Graphs の論文が、一回修正を行ったあとで、Journal of Algebraic Combinatorics に掲載されることが決定した。 2. Regular Incidence Structure をもとに、Completely Regular Clique Graph (CRCG) について整理することができ、特に、すべての、Completely Regular Cliques に関して、0-thin であれば、Distance-Regular であるとの結果を得、また、Thin Q-DRG のリストにあるものが すべて、CRCG であるという事実を発見し、これらの結果について神戸の研究集会で発表を行った。
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