研究概要 |
可換環 k と小圏 I を固定し,小 k 圏全体の 2 圏を k-Cat で,2 圏 Bから C へのコラックス関手とラックス変換全体の 2 圏を Colax(B,C)で表す。任意の 2 圏 B と2圏の擬関手C→Dが,擬関手 Colax(B,C)→Colax(B,D)を導くことを証明し,コラックス関手I→k-Cat の"加群圏","導来圏",導来同値性を定義した。2 つのコラックス関手が導来同値ならば,それらのグロタンディーク構成もそうなることを証明し,導来同値の貼り合わせ法を与えた。
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