研究課題
基盤研究(C)
可換代数にはホモロジカル予想と呼ばれる予想群がある。この中で正準元予想・改良新交差予想・単項式予想・直和因子予想の四つは互いに同値であり、また多くの予想がこの四つから導かれる。本研究ではこのうち正準元予想についてCousin複体を用いた特徴付け、既知の部分的結果の新証明、p標準パラメーター系を用いた新しい十分条件を得た。