研究課題
基盤研究(C)
接触構造と呼ばれる構造を持つ空間の性質について研究しました.接触構造とは,多様体と呼ばれる次元が一定の空間上で各点に次元の一つ小さい接空間を対応させるもので,最も積分不可能なものです.それは歴史的に光学と密接な関係を持つ幾何的な構造です.この接触構造の研究の新たな有効な道具として,接触円形手術というものをシンプレクティック円形ハンドルを構成することにより導入しました.これは,高次元や高階の接触幾何学への応用も期待できます.
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Math. Z.
DOI:10.1007/s00209-012-1026-8
数理解析研究所講究録
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