研究課題
4年前からU. S. A.のCalin教授、Chang教授、東京理科大学の古谷教授と申請者の4名で退化した場合も含む熱方程式の基本解の種々の構成方法について述べた本をBirkhauser社から出版する計画のもとに執筆が進められていた。これが2010年秋に出版された。これはこの方面の若い研究者にとって役立つと思われる。ゲッチンゲンのBauer氏と東京理科大学の古谷教授との研究の成果として、すでに出版された論文より具体的な作用素について詳細な結果が得られた。これについては現在投稿中である。この共同研究の纏めのためにゲッチンゲンに1週間滞在した。これらの結果は申請者によって、実関数・函数解析学合同研究集会、松山キャンプ、International Workshop Fourier Analysis and Partial Differential Equationsにおいて発表された。これにより偏微分方程式の研究者だけでなく、より広い分野の研究者を交えた研究集会でも発表をする機会を得た。
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Operator Theory, Advances and Applications
巻: 211 ページ: 183-290