研究課題
基盤研究(C)
硬X線領域で高い感度を持った偏光度検出器を開発し、北海道大樹町から2009年にその検出器を気球で打ち上げた。主たる目的は上空での検出器の安定動作を確認する事であり、さらにカニ星雲の観測を行い、その偏光情報を得る事であった。残念ながら当日は風の状態が悪く長期間の観測が不可能であり、気球の方向制御もうまく行えなかったために、カニ星雲の観測は行えなかったが、検出器が安定に動作することは確認できた。この実験により、開発してきた検出器を衛星に搭載する道が大きく開けてきた。
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IEEE Trans. Nucl. Sci
巻: Vol.58 ページ: 426-433
http://xpolar.kj.yamagata-u.ac.jp/research/polar.html