研究課題
基盤研究(C)
銀河面から一様にやってくる「銀河X線リッジ放射の起源天体(GRXE)」の研究を、人工衛星によるX線観測と、地上天文台による赤外線観測によって実施した。GRXEを構成するX線点源の内、連続成分の強度が暗いものほど、相対的に強い鉄輝線を放出していることがわかった。それらを赤外線で分光すると、低温星に特徴的な分子吸収線スペクトルを示すことから、その起源は、白色矮星と晩期型星が激変星(Cataclysmic Variables ; CVs)に進化する前の連星系、「pre-CVs」であることを提案した。
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PASJ, submitted
PASJ
巻: (in press)
巻: 63 ページ: S759