研究課題
基盤研究(C)
逆コンプトン散乱(光子・電子の弾性散乱)は、最も基本的な素粒子反応であり、かつ宇宙物理学における様々な量子輸送現象の重要な反応過程の一つである。それらは、(1)宇宙背景放射光子の銀河団中電子との逆コンプトン散乱によるスペクトルの歪み(スニャーエフ・ゼルドビッチ効果)や、(2)超新星残骸からの高エネルギーのガンマ線放射機構などがあげられる。本研究では、宇宙背景放射光子・電子の量子輸送方程式を解析的・数値的に解くことにより、これら2つのテーマについての理論的研究を行った。
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Physical Review D82
ページ: 103009
Physical Review D81
ページ: 083007
ページ: 043003
Physical Review D79
ページ: 123007