研究課題
基盤研究(C)
単分子膜形成技術の応用により、代表的なペロブスカイト蛍光体であるPCSTOの発光機構解明を試みた。紫外線励起であっても電荷注入励起であっても、発光中心であるPrが励起される状態は同一であり、必要な励起エネルギーも同一のほぼ4eVであること、電荷注入励起ではPCSTO/電極界面にトラップされている反対電荷との再結合が重要なことなどから、母結晶が励起されて生じた電子正孔対が直接Prに移るのではなく、その再結合過程からPrへのエネルギー移動が主過程となっていると示唆された。
すべて 2012 2011 2010 その他
すべて 雑誌論文 (3件) (うち査読あり 3件) 学会発表 (3件) 備考 (2件) 産業財産権 (1件)
Procedia Engineering
巻: Vol.36 ページ: 388-395
DOI:10.1016/j.proeng.2012.03.057
Transactions of the Material Research Society of Japan
巻: Vol.36 ページ: 149-152
Langmuir
巻: Vol.26 ページ: 2514-2520
DOI:10.1021/la902788b