研究課題
基盤研究(C)
液晶電気対流が存在する下で液晶の粘性を実験的に研究した。液晶電気対流が存在すると,電圧の増加に伴って粘性が増加し,ある電圧以上で粘性が減少する。粘性が最大の電圧は,位相幾何学的欠陥の有無に関する転移とは関係が無く,欠陥が多数生じる乱流状態で粘度が減少する。エリクセン・レスリー理論に基づいて考察したところ,剪断場が乱流に異方性を与え,電場による剪断応力が負になり,その結果粘性が減少すると推察できる。
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