研究課題
基盤研究(C)
種々の装置改造により、水蒸気へのブラッグピーク炭素線衝撃における二次電子生成二重微分断面積の高精度測定に成功した。その結果、MeV領域の重イオン入射ではFermi-Shuttle加速の寄与は予想より小さいことが分かった。続いて、得られた断面積を用いて水中へのブラッグピーク領域の炭素線入射におけるトラック構造をシミュレーションしたところ、動径線量分布とChatterjeeモデルとの比較において、入射イオン軸近傍のcore領域で不一致がみられ、モデル見直しを示唆するものとなった。
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Nucl. In strum. Methods Phys. Res. B
巻: 267 ページ: 781-790
Proc. of the 11th Symposium on Accelerator and Related Technology for Application ARTA 2009
ページ: 41-44
J. Phys.: Conf. Ser.
平成21年度修士論文
http://kyouindb.iimc.kyoto-u.ac.jp/j/vQ8hO