研究課題
基盤研究(C)
ゆっくりとした地震と高速地震を一つの枠組みでモデル化することに成功した。このモデル化において最も重要な要因は、流体拡散の滑りへの寄与と断層上での空隙生成である。空隙生成が大きくなったり、透水率が小さくなると、遅い断層成長が得られることがわかった。また、空隙生成率が十分に大きい場合、非火山性の微動がモデル化できる。最近の観測で明らかになりつつある、10-100km/h程度の微動の逆伝播速度をモデル化するには、断層に沿う流体の流れが必要であることも明らかになった。
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J. Geophys. Res
巻: 116 ページ: B05301
doi:10.1029/2010JB008136
巻: 115 ページ: B02303
doi:10.1029/2009JB006557