研究課題
基盤研究(C)
本研究で提案している微動方程式の意義を、間欠泉実験を用いて検討した。実験の結果、噴出の終わりから次の噴出に向けて、「噴出期」、「活発期」、「静穏期」と振動の特性が変化し、静穏期を経て噴出が起こることがわかった。活発期では、二つの振動タイプ(流体系振動と気泡の周期的発生)が確認され、微動方程式は、流体系の振動を記述することがわかった。この方程式を用いると、方程式の振動項と減衰項の兼ね合いにより、沸騰量の増加と伴に、活発期から静穏期へ移行することや気泡の成長特性によって流体振動が励起される効率に差があることなど、実験結果がうまく説明できることがわかった。
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すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 2件) 学会発表 (8件)
J. Geophys. Res
巻: 117
DOI:10.1029/2011JED08204
Geophys. Res. Iett
巻: i n press
DOI:2011GL50542