研究課題
基盤研究(C)
高解像度海洋大循環モデルの結果の解析および簡単化した数値モデルによる感度実験を通じて、インド洋の浅い南北循環セル、特に南半球側に存在する南方セルの十年規模変動について調べた。南方セルは南緯10度を境に、その北側(南側)では1990年代に弱化(強化)し、2000年代には逆に強化(弱化)していることが分かった。このうち北側での変動はインド洋上の風応力偏差に伴って励起される波動伝播が重要であり、南緯10度以南ではインドネシア通過流の変動も考慮する必要があることが明らかとなった。
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