研究課題
基盤研究(C)
本研究では、衛星で観測された対流圏オゾン(気柱量)とその前駆物質の広域的分布を気象データと比較しながら総合的に解析し、その結果を大気化学輸送モデルの結果と比較した。東アジアにおいて強いオゾン増加が観測され、その季節的特性が解明された。観測される高濃度オゾンの原因として、亜熱帯ジェット近くにおける成層圏からの流入、東南アジアのバイオマス燃焼由来、中国などの都市部からの発生影響が明らかとなった。
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Journal of the Meteorological Society of Japan
巻: Vol.90, No.2 ページ: 207-222
DOI:10.2151/jmsj.2012-204
日本リモートセンシング学会誌
巻: Vol.29, No.2 ページ: 398-409
https://www.jstage.jst.go.jp/article/rssj/29/2/29_2_398/_pdf