研究課題
基盤研究(C)
岡山県の蒜山原に認められる更新世(500万年前)の湖の年縞堆積物(年に一枚ずつ形成される層)に挟在されるイベント堆積物(重力流堆積物)の頻度や分布,堆積様式と珪藻化石群集を検討した.その結果,重力流堆積物(洪水流起源と崩壊起源)の堆積学的特徴とこれらが数10年~数100年の規模で発生したこと,このような堆積物の逆解析をするための基礎,特定の2種が卓越する異常な珪藻化石群集と,卓越種の殻の大きさに周期的な変化が認められることを明らかにした.
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洞窟学雑誌
巻: vol.36 ページ: 61-73