研究課題
基盤研究(C)
光波長より短い電子バンチはコヒーレントかつ強力な放射光を発生する.また,誘電体近傍を伝搬する電子は,その進行速度が誘電体内での光の位相速度を超えれば,誘電体内にチェレンコフ放射光を誘起する.この二つの現象を組み合わせた新しいテラヘルツ帯分光法の開発を行った.本研究の鍵技術となる超短パルス電子バンチ源の開発研究では,(1)超短パルス電子銃特有の飽和現象を明らかにし,(2)飽和状態では電子バンチのパルス幅が急激に伸びることを明らかにした.テラヘルツ分光実験では,放射光発生しきい加速エネルギーと誘電率の関係が理論値と一致する事を実験で確認した.以上の成果により新分光法の原理が実証された.
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