研究課題
基盤研究(C)
ヘリウム圧力媒体を用いた臭素の高圧粉末X線回折実験にはじめて成功した。回折パターンを見る限り、25GPaと65GPaに構造相転移を示すような変化は見られなかった。しかし臭素粉末の粒子サイズは、均一な回折強度を与えるにはまだ不十分で、強度データの誤差が大きく、原子座標パラメータは大きくばらついた。そのため、今回のデータから分子相内構造相転移が起きていないと積極的に結論づけることは難しい。
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