研究課題
基盤研究(C)
ヨウ素あるいはイオウ架橋の発光性多核銅および銀錯体の合成と,結晶状態での発光挙動の温度及び圧力依存性について研究を行った。ハロゲン化銅四核錯体において,低温で発光色が変化するルミネッセンスサーモクロミズム現象について,結晶中における多核金属コアが温度により変形することと相関があることを明らかにした。このことは金属錯体の分子性結晶が,固体の温度,圧力などの外場によって結晶構造の微小変化を引き起こし,発光エネルギーの変化として応答することが可能であることを示した。
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