研究課題
基盤研究(C)
本研究では官能基を導入することにより、シラノールを有するアニオンレセプターの機能化を果たすことを目的とした。蛍光スペクトルによりアニオンを検出可能なジ(1-ピレニル)シランジオールを設計し、合成した。蛍光スペクトルにおいて、370から420nm付近に現れるピレン由来のモノマー吸収域において、等発光点を経由した蛍光変化が観測されたことから、複数の波長の蛍光強度の比を用いた評価、すなわちレシオ法によってアニオン濃度の定量的な評価が可能なことが明らかとなった。
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