研究課題
基盤研究(C)
抗菌ペプチドや胆汁酸類を腸内細菌のリポ多糖やリピドAに作用させたときの機能変化を、分光スペクトル測定や熱分析など物理化学的検討、及びサイトカイン生産への影響により調べた。ペプチドの結合によりリポ多糖の疎水性部分リピドAが再配列し、高次構造と共に相転移挙動や生物活性が変化した。これの結果から、活性高度化に向けた構造要素が明らかになった。また、ナノサイズの金属微粒子の電磁場増強に基づく表面増強ラマン分光によりリポ多糖が評価可能と示された。
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Innate Immunity
巻: Vol.18 ページ: 301-317
DOI:10.1177/1753425911404093
Biophysical Chemistry
巻: Vol.150 ページ: 80-87
DOI:10.1016/j.bpc.2010.01.009