研究課題/領域番号 |
21550196
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
無機工業材料
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研究機関 | 独立行政法人物質・材料研究機構 |
研究代表者 |
藤井 和子 独立行政法人物質・材料研究機構, 先端材料プロセスユニット, 主任研究員 (90343871)
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研究分担者 |
橋爪 秀夫 独立行政法人物質・材料研究機構, 先端材料プロセスユニット, 主任研究員 (70343861)
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連携研究者 |
井伊 伸夫 独立行政法人物質・材料研究機構, 環境再生材料ユニット, 主席研究員 (50343851)
下村 周一 独立行政法人物質・材料研究機構, 先端材料プロセスユニット, 主幹研究員 (60343860)
林 繁信 産業技術総合研究所, 主任研究院 (00344185)
笹井 亮 島根大学, 准教授 (60314051)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2011
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キーワード | エネルギー移動 / 有機/無機複合体 / 層状・層間化合物 / 異種色素共存系 / ナノ二次元空間 |
研究概要 |
本研究課題では、層状ケイ酸塩の層間の固体ナノ二次元場に、異なる2種の色素が共存する異種色素共存固体ナノ二次元場の構築を達成した。異種色素の比([Guest]/[Coum])は、出発組成により、比較的容易に制御でき、0.004~ 40 mol/molの範囲で異種色素共存固体ナノ二次元場を構築できた。ゲスト色素を3, 3'-ジエチルオキシカルボシアニン(DOC)とした異種色素共存固体ナノ二次元場では、クマリン部分の吸収位置である320 nmで励起しても、DOCの発光が見られ、クマリン部分からDOCへのエネルギー移動が示唆された。さらに、固体ナノ二次元場における異種色素の配置について考察し、構造モデルを提案した。
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