研究課題
基盤研究(C)
我々はこれまでに合成および天然多糖類を硫酸化した硫酸化多糖は高い抗HIV作用を持つことを見出し研究を続けている。特に天然多糖カードランを硫酸化したカードラン硫酸は、低毒性であり高い抗HIV作用を示すことを明らかにした。作用機構は、硫酸基に由来する(-)電荷が、HIVのエンベロープタンパク質gp120の(+)電荷集中部位に静電的に相互作用してエイズウイルスがT細胞などへ感染することを阻害すると考えた。インフルエンザウイルスもエンベロープタンパク質を持つ。本研究では、カードラン硫酸の抗ウイルスメカニズムによりインフルエンザウイルスにも適用させた材料化を検討した。
すべて 2012 2011 2010 2009
すべて 雑誌論文 (13件) 学会発表 (66件)
J. Polym. Sci. Part A : Polym. Chem.
巻: 49 ページ: 3241-3247
Carbohydr. Polym
巻: 87 ページ: 1893-1898
Synth. Commun.
巻: 41 ページ: 3134-3139
Trends in Glycoscience and Glycotechnology (TIGG)
巻: 23(134) ページ: 292-305
Carbohydr. Polym.
巻: 80 ページ: 1111-1115
Heterocycles
巻: 81 ページ: 2471-2478
Internal. J. Biol. l Macromol
巻: 47 ページ: 76-81
巻: 47 ページ: 824-832
巻: 47 ページ: 913-924
巻: 78(6) ページ: 1427-1432
巻: 47 ページ: 1013-1022
Macromol. Biosci
巻: 9 ページ: 687-693
Macromolecules
巻: 42 ページ: 6044-6049