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2010 年度 実績報告書

高速中性子イメージング用輝尽性蛍光体の研究

研究課題

研究課題/領域番号 21560059
研究機関独立行政法人日本原子力研究開発機構

研究代表者

坂佐井 馨  独立行政法人日本原子力研究開発機構, J-PARCセンター, 研究主幹 (00343913)

キーワード輝尽性蛍光体 / 高速中性子 / イメージング
研究概要

輝尽性蛍光体を用いて高速中性子イメージングを行うため、ガンマ線感度の低い輝尽性蛍光体とラジエータを混合する方法を用いて行った。本方法では、ラジエータを前面に配置する方法より感度は低くなるが、位置分解能が向上する可能性がある。低ガンマ線輝尽性蛍光体としてはKCl:Eu^<2+>を用い、ラジエータとしてはポリエチレンを用いてサンプルを作成し、そのスペクトル特性やα線照射による輝尽性蛍光特性等の基礎特性を測定した。
また、輝尽性蛍光体とラジエータの混合比を変化させたサンプルを作成し、実際に高速中性子照射実験を行った。高速中性子源としては、原子力機構の核融合中性子工学用中性子源(中性子エネルギー14.8MeV)を用いた。実験の結果、輝尽性蛍光体とラジエータを混合することにより、高速中性子が測定可能であることを確認した。また、輝尽性蛍光体とポリエチレンの混合比としては、重量比で4:1が最適であることを見出した。
ラジエータから発生した陽子によるKCl:Eu^<2+>蛍光体へのエネルギー付与が輝尽性出力を決定するので、これを評価するための理論式を新たに導出すると共に、モンテカルロシミュレーションコード(PHITS)による付与エネルギー計算を行った。この結果、理論計算による最適な混合比も4:1であることが確認できた。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2010

すべて 雑誌論文 (1件)

  • [雑誌論文] Storage Characteristics of KBr:Eu^<2+> Phosphors With Radiators by Irradiation of Fast Neutrons2010

    • 著者名/発表者名
      K.Sakasai, et al.
    • 雑誌名

      2010 IEEE Nuclear Science Symposium Conference Record

      巻: (CD-ROM)

URL: 

公開日: 2012-07-19  

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