研究課題
基盤研究(C)
本研究では、自動車事故等の衝撃が加わった際の解析を行うため、高い引張速度を有する自作の引張り試験装置を開発し、高ひずみ速度における脊髄軟膜(後外側溝、後正中中隔、歯状靭帯)や脊髄実質(灰白質、白質)の機械的性質の調査を行った。その結果、応力ひずみ曲線は非線形性を示し、ひずみ速度の上昇により応力が上昇する粘弾性特性を持つことが確認された。さらに、高ひずみ速度において、灰白質は白質と比較して、弾性率は高いが低いひずみで破断するという結果が得られた。
すべて 2011
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脊椎脊髄ジャーナル
巻: Vol.24, No.12 ページ: 1101-1107