ラピッドローテーション鏡面研削によるナノ表面構造の創成

2011 年度 研究成果報告書

• 研究課題/領域番号: 21560122
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 補助金
• 応募区分: 一般
• 研究分野: 生産工学・加工学
• 研究機関: 京都工芸繊維大学
• 研究代表者: 太田 稔 京都工芸繊維大学, 工芸科学研究科, 教授 (60504256)
• 研究期間 (年度): 2009 – 2011
• キーワード: 機械工作・生産工学 / 精密部品加工

研究概要

砥石周速度と工作物周速度の両方を高速化し,トランケートツルーイング・マイクロドレッシングを施した粗粒cBNホイールを用いる研削方法としてラピッドローテーション鏡面研削(RRMG)法を考案した. RRMG実験装置を開発し, RRMG法によるナノ表面構造創成の可能性を検討した.その結果,高い加工能率で良好な表面性状をもち,緻密化したナノ表面構造をもつ鏡面の研削が可能であることを明らかにした.

研究成果

• [学会発表] ラピッドローテーション鏡面研削による高能率・高品位表面仕上げ,第1報:超高速研削装置の開発とツルーイング特性
  • 著者名/発表者名: 山崎遼, 久保公秀, 田中景一郎, 太田稔, 江頭快, 山口桂司, 秋田恭伯, 鈴木祥司
  • 学会等名: 2012年度砥粒加工学会学術講演会
• [学会発表] ラピッドローテーション鏡面研削による高能率・高品位表面仕上げ,第2報:鏡面研削における工作物表面品位の向上
  • 著者名/発表者名: 山口桂司, 山崎遼, 久保公秀, 太田稔, 江頭快, 秋田恭伯, 鈴木祥司
  • 学会等名: 2012年度砥粒加工学会学術講演会