研究課題
基盤研究(C)
誘電分光法により潤滑グリースを構成する基油と増ちょう剤のダイナミクスを評価した。基油と増ちょう剤の誘電緩和はそれぞれが独立して現れることが明らかとなった。誘電緩和挙動とレオロジー特性との比較により,潤滑グリース中に存在する基油の誘電緩和時間の温度依存性は,潤滑グリースの動的粘弾性やクリープ特性の温度依存性と非常に類似していることが明らかとなった。増ちょう剤の誘電緩和とレオロジー特性との間には明らかな相関は認められなかった。
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