• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2011 年度 実績報告書

マルチロール型エンジニア育成のためのエンジニアリングデザイン教育プログラムの構築

研究課題

研究課題/領域番号 21560157
研究機関松江工業高等専門学校

研究代表者

高橋 信雄  松江工業高等専門学校, 電子制御工学科, 教授 (10110222)

研究分担者 別府 俊幸  松江工業高等専門学校, 電気工学科, 教授 (30181481)
キーワード工学教育 / 設計工学 / エンジニアリングデザイン
研究概要

研究では,ものづくりの各部門の知識や技能を横断的に理解し,開発・設計・生産を一貫して主導できるエンジニア,すなわち「マルチロール型エンジニア」の育成を目標として,企業における開発プロセスを適切に教授するエンジニアリングデザイン教育プログラムを構築する。開発・設計・生産を通してプロセスを理解するためには、製品の設計から製造に至るプロセスを論理的に系統立てて理解し、その理解をものづくりに展開することが効果的と考える。
松江高専では、エンジニアリングデザインを統合的に学ぶためのカリキュラムとして、高専本科でものづくりを体験し、専攻科においてエンジニアリングデザイン知識を学び、同時にデザインに用いられる技法をトレーニングするとともに、学んだ知識を活用するものづくり演習を実施するカリキュラムを実施した。この経験について2件の学会発表を行った。
また、多くのシステム開発では、機械(メカニクス)、電気(エレクトロニクス)、ソフトウエア(プログラム)のいずれかを専門とするエンジニアが、他の専門のエンジニアとチームを組んで作業する。チーム開発では、他分野とのインタフェースを理解できれば一応の作業はできるが、他分野のキーとなる考え方を身につけていれば、より高度なデザインをより効果的に実現することが可能となる。そこで1つの分野を身につけた学生を対象として、他分野のキーとなる知識や考え方を学ぶ教科の開発に22年度から着手している。現在、機械系学生を対象として電気電子系のセンサ、アクチュエータ、マイクロコンピュータを学ぶための教科書および教材を開発中である。

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2012 2011

すべて 学会発表 (2件)

  • [学会発表] 松江高専専攻科におけるエンジニアリング・デザイン教育2012

    • 著者名/発表者名
      別府俊幸、原元司, 箕田充志, 堀内匡, 淺田純作, 斉藤陽平, 福間真澄, 高橋信雄, 大屋誠, 荒木光彦
    • 学会等名
      第6回ワークショップ「エンジニアリング・デザイン教育」,日本工学教育協会,pp.32-38
    • 発表場所
      工学院大学(東京都新宿区)
    • 年月日
      20120200
  • [学会発表] エンジニアリング・デザイン科目の必要性2011

    • 著者名/発表者名
      別府俊幸、荒木光彦, 高橋信雄, 箕田充志
    • 学会等名
      平成23年度工学・工業教育研究講演会講演論文集,pp.476-477
    • 発表場所
      北海道大学(北海道)
    • 年月日
      20110900

URL: 

公開日: 2013-06-26  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi