研究課題
基盤研究(C)
非圧縮Navier-Stokes方程式系に対して新しい擬似圧縮性法を開発した。この解法はポアッソン方程式を解かずに圧力場を求めることができ、しかもパラレル計算に適したアルゴリズムを構築できる。種々の代表的な試験問題において既存の解法との比較が行われ、工学上の複雑な形状の問題に適した解法であることが示された。格子ボルツマン法は実質的に擬似圧縮性法と同じ偏微分方程式系を解いているが、その気体論を用いた定式化の意義は見出されなかった。
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Journal of computational physics
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