研究課題
基盤研究(C)
層流から乱流に至る自然対流境界層に関し、その本質的な伝熱特性を数値解析および実験により詳細に調査し、伝熱促進法を考察した。その結果、重力の方向に主流を付加すれば、境界層の乱流遷移が促進され、局所熱伝達率の高い値が境界層の広い範囲で維持されること、そして境界層内に分割した傾斜平板列を挿入することによって,乱流境界層および層流境界層のいずれについても、縦渦の発生に伴う極めて顕著な局所熱伝達率の向上が観察されることなど、従来困難とされてきた自然対流の伝熱促進が可能であることが明らかになった。
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International Journal of Heat and Mass Transfer
巻: Vol.55 ページ: 3995-4002
日本機械学会論文集(B編)
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InternationalJournal of Heat and Mass Transfer
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