研究課題
基盤研究(C)
伝熱面直下に76個の熱電対を構成し伝熱面とした.先ず数値計算によって,熱を奪う領域を中心から外周に向けて移動させて求めた熱電対位置の温度を境界条件として熱伝導の逆問題を解き,その際の熱流束推定の限界について検討した.つづいて,伝熱面上に1つの大きな気泡が発生する条件で測定した温度を境界条件として熱伝導の逆問題を解いて表面熱流束を推定した.その結果,固液気三相界線付近で0.4MW/m2または界線長さ当たり概ね1kW/mの伝熱があることがわかった.
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