研究概要 |
平成22年度の成果は以下の通りである. 1. 平成21年度の成果をベースとし,CO2との混合による性能向上が期待されているフッ化オレフィン系冷媒HFO-1234yfおよびHFO-1234ze(E)の状態方程式を開発した. 2. 2010年6月にストックホルムで開催されたSustainable Refrigeration and Heat Pump Technology Conferenceに参加し,HFO-1234ze(E)の状態方程式を発表した. 3. CO2とHFO冷媒およびHFC冷媒とHFO冷媒のモデル化に適した新たな混合モデルを開発した. 4. HFC冷媒とHFO冷媒との混合モデルについて,2010年7月に開催されたPurdue Conference(米国)にて発表した. 5. 2成分系混合冷媒に対するモデルを用いて,CO2+HFC+HFOの3成分系冷媒に適用可能なモデルを開発した. 6. 一連の成果をInternational Journal of RefrigerationおよびJournal of Thermal Science and Technologyに投稿し,受理された.
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