研究概要 |
平成23年度の成果は以下の通りである. 1.CO2との混合冷媒としての使用が期待されているHFO-1234yfおよびHFO-1234ze(E)に対し,平成22年度までに開発した状態方程式を高度化し,より再現性が高い状態方程式を開発した. 2.HFO-1234ze(E)に関しては,実際の気液平衡データを元にした混合モデルを開発した.3.また,CO2系混合冷媒との性能比較を行うために,HFC-32とHFC-1234ze(E)との混合冷媒についても,実測データに基づく混合モデルを開発した. 4.低GWP冷媒として注目されているHFE-143mの状態方程式を開発した. 5.上記の成果を,International Journal of Refrigeration,International Journal of ThermophysicsおよびInternational Journal of Air-conditioning and Refrigerationにて発表した.
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