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2009 年度 実績報告書

動的再構成可能プロセッサを用いた超高速小型パワエレコントローラの基礎研究

研究課題

研究課題/領域番号 21560311
研究機関東京電機大学

研究代表者

横山 智紀  東京電機大学, 未来科学部, 教授 (60307668)

キーワード動的再構成 / プロセッサ / コントローラ / 省電力
研究概要

動的に内部ハードウェア回路を再構成可能な、動的再構成可能プロセッサ(Dynamic Reconfigurable Processor, DRP)を用いて、デバイス内部に複数の構成情報を保持し、それらを高速に切り換えることで、複数の処理要素それぞれにこれらの構成情報を対応させることにより、面積コストと電力コストの双方が削減できるコントローラの基本設計を行った。その結果、従来のFPGAを用いたコントローラに較べて同じ演算回路を少ないチップリソース消費で実装出来ること、回路の動的切り替えにより効率的に演算処理を行えることを確認した。また、実アプリケーションとして、UPSの自律分散制御システムのコントローラへの適用を検討し、FPGAで構成した場合との比較を行った。アプリケーションの特性として、演算回路自体の精度と演算速度のトレードオフ、並列演算回路構成時のベンチマークを実装し、リソース消費量、モジュール毎の演算タイミングと回路切り替えの動作検証を行った。また、演算の切り替えにおいて、切り替え回路の機能分担の最適化に関して検討を行い、DRPに併設されたRISC-CPU内でのソフトウェアモジュール処理と合わせて、演算回路構成の評価を行った。
これらの成果を国際学会および国内学会で発表した。この成果をもとに、次年度において、DRPを用いたコントロールシステムの製作し、システムとしての機能評価を行う。

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2009

すべて 学会発表 (2件)

  • [学会発表] A study of Autonomous Decentralized Single Phase UPS system Using Dynamic Reconfigurable Processor2009

    • 著者名/発表者名
      Shinsuke Oida
    • 学会等名
      European Power Electronics Conference
    • 発表場所
      バルセロナ、スペイン
    • 年月日
      2009-09-08
  • [学会発表] Fundamental Verification of Controller for Power Electronics Using Dynamic Reconfigurable Processor2009

    • 著者名/発表者名
      Shinsuke Oida
    • 学会等名
      電気学会半導体電力変換研究会
    • 発表場所
      那須
    • 年月日
      2009-09-06

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公開日: 2011-06-16   更新日: 2016-04-21  

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