| 研究概要 |
[8]先行研究の組込とシステム化
先行研究にて腫瘍部の血液濃度と酸素飽和度(生理データ)を推定する方式を開発した.この手法と本申請で提案した手法を統合したシステムの構築を行った.携帯電話のカメラによって撮影された,RGB画像から分光スペクトル推定を行い,本手法による深さと厚みの形状データを付与し,生理データの値を推定する.前年度に行った[5]の開発による3次元形状分布画像に,血液濃度と酸素飽和度を各々擬似カラー重畳出力し,新設液晶ディスプレイに両画像を並列表示するソフトウェア改良を行うシステムを構築した.今回構築した統合化システムで再度実験を実施し,計測性能だけでなく操作性と安全性を確保するため,改良を行った.
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