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2010 年度 実績報告書

可搬型3次元環境形状計測装置に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 21560437
研究機関筑波大学

研究代表者

大矢 晃久  筑波大学, 大学院・システム情報工学研究科, 准教授 (30241798)

キーワード計測システム / 三次元計測 / 知能ロボティックス / レーザ距離センサ
研究概要

本研究の目的は、人間が携帯して利用可能な、環境の三次元形状計測システムを構築することである。走査型レーザ測距センサを高速に回転させながら、環境の三次元的な形状を計測する。このセンサシステムを人間が携帯し、周囲の環境に存在する形状の特徴を抽出して人間に伝達する。このシステム実現に必要な技術要素は、環境の三次元情報の取得と、三次元特徴情報の抽出である。本研究では、これらの問題について実際にシステムを構築して実験を行い、その実現可能性と有用性を明らかにする。とくに、環境の三次元情報の取得については、どの程度正確な形状を計測可能か、またどの程度の計測時間でデータを取得可能か、という点に主眼を置いて検討する。また、三次元特徴情報の抽出については、多種多様な環境でどの程度の特徴を算出可能かという点を中心に検討する。
本年度は、まず走査型レーザ測距センサの走査回転数を増やして、計測時間を短縮するシステムの試作開発を行った。この構成で、より高速にデータを取得することが可能になり、より現実性のあるシステムを構築することができた。さらに、センサの設置方法を工夫して携帯に適したものとした。次に、製作した高速型センサシステムのためのソフトウエアを開発した。そして、製作した高速型システムの動作を確認するための実験を行って基礎的なデータを収集し、計測される形状の精度、データ取得に要する時間等の構築システムの性能を評価した。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2010

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] 三次元測域センサを用いた人間検出2010

    • 著者名/発表者名
      八木秀憲、大矢晃久, ほか
    • 学会等名
      第11回計測自動制御学会システムインテグレーション部門講演会
    • 発表場所
      東北大学(宮城県)
    • 年月日
      2010-12-23

URL: 

公開日: 2012-07-19  

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