研究概要 |
地球環境問題への対応や健康志向から自転車利用は増加傾向にあり,放置自転車も増加している.これに対して大規模駐輪場の整備と放置自転車の撤去とマナーキャンペーンという従来からの方策では限界がある.本研究では自転車利用の利用実態の把握などから,利用実態に即した駐輪システムの整備,駅を中心としたレンタサイクルシステムの導入が効果的であることを確認した.また,我が国の現状から,まだ本格稼働はしていないが欧州を中心に世界中で拡大しているコミュニティサイクルシステムの動向についても注視する必要がある.
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